矯正治療(インビザライン・ワイヤー)
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お悩みの歯並び・咬み合わせを改善する矯正治療
歯並びや咬み合わせは、主に見た目の問題が注目されがちですが、適切なケアが難しいことや顎関節に負担がかかることによって、虫歯や歯周病、顎関節症などさまざまなトラブルのリスクが高くなります。
エトワール歯科クリニックでは、口元の見た目だけでなく、快適な咀嚼までしっかりと考慮した矯正治療を心がけております。歯並びや咬み合わせでお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
審美性の高いワイヤー矯正装置を取り揃えております
一般的な矯正装置は、歯の表面にブラケットという金属の留め具を貼り付け、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かします。ワイヤー矯正装置は、歯を3次元的に動かすことができるため、矯正力も高く、幅広い症例に適応可能なことがメリットです。
しかし、歯の表面に目立つ装置が装着されるため、矯正中の見た目が気になって治療への一歩が踏み出せないという方も少なくありません。そのような方にも前向きに矯正治療をご検討いただけるよう、当院では審美性の高いワイヤー矯正装置を取り揃えております。
透明なブラケットのワイヤー矯正
歯の表面に貼り付けるブラケット(留め具)を透明な素材に変更したワイヤー矯正装置です。透明なブラケットは歯と同化するため、お口を開けた際も金属のブラケットに比べて目立ちにくくなります。
舌側矯正(裏側矯正)
舌側矯正(裏側矯正)は、一般的なワイヤー矯正装置を歯の裏側に装着して歯並びを改善していきます。歯の表面にブラケットやワイヤーがないため、周囲の方に気づかれることはほとんどありません。
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)の流れを動画で確認
こちらはメディカルネットさんが製作された「一般的なワイヤー矯正装置を使用した治療の流れ」の解説動画です。とても分かりやすくまとめられておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
目立たない・取り外せるマウスピース型矯正装置インビザライン
エトワール歯科クリニックでは、一般的なワイヤー矯正装置に抵抗がある方のために、米国アライン・テクノロジー社が開発・製造する目立たない・取り外せるマウスピース型矯正装置インビザラインを導入しております。
マウスピース型矯正装置インビザラインは、1~2週間を目安に患者さまご自身でマウスピースを交換しながら、少しずつ理想の歯並びへと改善することができます。
インビザライン矯正の認定医が適切な治療計画を立案いたします
エトワール歯科クリニックには、インビザライン矯正の認定医が在籍しております。これまでの治療経験はもちろん、診査・診断結果を基に患者さま一人ひとりの歯並びやご要望に合った適切な治療計画を立案いたします。
マウスピース型矯正装置インビザラインによる矯正治療について疑問やお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
マウスピース型矯正装置インビザラインの特徴
透明で目立たない
マウスピースは透明な素材で薄型のため、装着時もほとんど目立ちません。人前に出るお仕事の方も、見た目を気にせずに快適な矯正治療が可能となります。
簡単に脱着ができる
マウスピースはご自身で簡単に脱着することができるため、食事や歯磨きもストレスなく快適に行えます。
金属アレルギーのリスクがない
マウスピースはポリウレタン製です。金属を一切使用していないため、金属アレルギーのリスクがありません。
通院回数が少ない
マウスピースは1~2週間を目安に患者さまご自身で次の段階のマウスピースに交換します。歯科医院での調整等が必要ないため、一般的な矯正装置に比べて来院回数が少なくなります。
歯の動きを事前に確認できる
マウスピース型矯正装置インビザラインは、クリンチェックという専用のシステムでシミュレーションを行い、治療計画を立てます。歯の動きやおおよその治療期間、治療後の歯並びの状態を事前に確認できるため、安心して治療をスタートできます。
痛み・違和感が少ない
マウスピースは薄型で患者さまの歯にしっかりとフィットするため、装着時の違和感が少ないです。さらに段階的に少しずつ歯を移動させるため、治療時の痛みも抑えられます。
マウスピース矯正の流れを動画で確認
こちらはメディカルネットさんが製作された「マウスピース型矯正装置を使用した治療の流れ」の解説動画です。とても分かりやすくまとめられておりますので、ぜひ一度ご覧ください。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)と薬機法について
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、薬機法対象外の矯正装置のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
- 装置に使用されている素材については、薬事承認されております。
- 当院では、患者さまの口腔内データを基に海外の工場で製作されたマウスピース矯正装置を「インビザライン・ジャパン株式会社」より入手しています。
3D口腔内スキャナー「itero」による精密・快適な型取り
エトワール歯科クリニックでは、3D口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」を導入し、より快適な矯正治療を提供しております。
3D口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」は、小型カメラでお口の中をスキャンするだけで、マウスピース製作に必要な口腔内データを短時間で採取できる機器です。
粘土のような材料を使用しないため、嘔吐反射が強い方も不快感なく型取りが行えます。また、取得したデータは矯正シミュレーションや治療経過の管理にも活用でき、より精密で効率的な治療が期待できます。
さらに、近赤外線による虫歯検知機能「NIRI」によって、歯間や細部の虫歯を早期に発見しやすく、矯正治療前の口腔内チェックにも有効です。
できるだけ健康な歯を抜かない非抜歯矯正を心がけております
歯並びや咬み合わせが悪くなる根本的な原因は、顎と歯のサイズが合っていないことです。顎に十分なスペースがないと、歯が綺麗に並ばないため、歯並びや咬み合わせが悪化してしまいます。
そのため、矯正治療では歯を綺麗に並べるためのスペースを得るために健康な歯を抜くことも少なくありません。しかし、いくら治療のためとはいえ、健康な歯を抜くことは、歯科医師として抵抗があります。そのため当院では、必要に応じて下記の処置を行い、必要なスペースを確保することによってできるだけ歯を抜かない非抜歯矯正を心がけております。
遠心移動
遠心移動とは、歯を全体的に奥歯側に移動し、矯正治療に必要なスペースを得る処置です。親知らずの抜歯は必要になりますが、矯正治療の際に抜歯の対象となる小臼歯を抜かずに歯並びを改善することができます。
IPR法(ディスキング)
IPR法(ディスキング)は、歯のエナメル質を僅かに削り、歯の横幅を縮小することによって必要なスペースを確保する処置です。IPR法は矯正治療でよく用いられる処置で、エナメル質の切削量も0.2mm~0.5mm程度のため、歯の健康面への影響もありません。
矯正治療で改善可能な歯並びの状態について
叢生(八重歯)
叢生は歯がバラバラな状態の歯並びです。見た目の悪さだけでなく、歯が重なった部分は磨き残しが多くなるため、虫歯・歯周病リスクが高くなります。
上顎前突(出っ歯)
上顎前突(出っ歯)は、上顎の前歯や顎が前方に出ている状態の歯並びです。見た目の悪さや前歯で物が噛み切れないことなどの問題があります。また、衝突や転倒によって前歯を損傷するリスクが高いです。
下顎前突(受け口)
下顎前突(受け口)は、下顎の前歯や顎が前方に出ている状態の歯並びです。顎がつき出ているため、見た目をコンプレックスに感じる方が多いです。また、顎関節への負担が大きいため、顎関節症リスクが高くなります。
過蓋咬合
過蓋咬合は、上の歯が下の歯に深く覆いかぶさる状態の歯並びです。上下の歯を咬み合わせた際に接触する部分を傷つけやすくなります。前歯がきちんと咬み合わないことで、奥歯や顎関節に負担がかかるため、奥歯喪失リスクや顎関節症リスクが高くなります。
すきっ歯
すきっ歯は、歯と歯の間が大きく空いた状態の歯並びです。隙間に食べカスが挟まりやすいため、虫歯や歯周病リスクが高くなります。また、歯と歯の隙間から空気が抜けることによって発音にも支障をきたします。
開咬
開咬は上下の歯を咬み合わせた際、上の前歯と下の前歯の間に隙間が生じてしまう歯並びです。前歯で物を噛み切れないことによって、咀嚼効率が低下するため、消化器官への負担が大きくなります。さらに奥歯や顎関節への負担も大きいため、奥歯の喪失リスクや顎関節症リスクも高くなります。
矯正治療に伴うリスク・注意点について
- 歯の移動に伴う鈍痛や違和感を感じることがあります。
- 歯の動きには個人差があるため、治療が計画どおりに進まないことがあります。
- 歯の移動によって歯根吸収や歯茎の退縮が生じることがあります。
- 金属を含む矯正装置を使用した場合は、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。
- 矯正治療後、きちんと保定処置を行わなければ歯が後戻りすることがあります。など
下松市で歯並び・咬み合わせを改善する矯正治療をご希望の方へ
エトワール歯科クリニックでは、矯正治療中の審美性にも配慮し、目立たない矯正装置も多数取り揃えております。また、綺麗な歯並びだけでなく、適切な咬み合わせにもこだわり、患者さま一人ひとりに適した治療計画をご提案いたします。下松市で歯並び・咬み合わせを改善する矯正治療をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。