上顎前歯の見た目をセラミック治療で改善した症例
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上顎前歯の見た目をセラミック治療で改善した症例
こちらの患者さまは、「上の前歯のむし歯を治したい」「予定があるため短期間で見た目をきれいに整えたい」との主訴で来院されました。
初診時のレントゲン画像
レントゲンにより、対象歯にむし歯を認めました。また、左上3番には根尖病変が確認され、歯髄診査の結果も踏まえたうえで、根管治療が必要と判断しました。
治療方法としては、セラミックによる修復と樹脂(レジン)による修復の2つをご提案し、それぞれのメリット・デメリットについてご説明いたしました。
その結果、今回は治療後の変色リスクが少なく、審美性に優れたセラミックでの治療をご希望されました。患者さまは人前でお話しされる機会が多いことから見た目の改善を重視し、右上4番から左上4番までの計8本を、短期間で集中的に治療する方針となりました。
資料どり(Wax up)
顔貌の写真撮影も行い、歯列および顔貌と調和した歯を再現できるよう考慮し、ワックスアップ(模型によるシミュレーション)を行いました。これを基に、仮歯を作製する準備まで行いました。
患者さまは過去に矯正治療の既往がありますが、ワックスアップの結果、下顎前歯に干渉が生じる可能性が確認されました。
そのため、再矯正により下顎前歯の位置を調整するご提案も行いましたが、今回は矯正治療は行わず、干渉部位に対しては咬合調整を行い、対応することになりました。
虫歯除去前
虫歯除去前の状態です。8本の歯をまとめて治療します。同日に、虫歯の除去および支台歯形成を実施し、簡易的な仮の歯の装着まで行います。
虫歯の除去
まずは、むし歯部分のみを丁寧に除去しました。
支台歯形成
虫歯を取り除いた後、セラミックの歯をきれいに装着できるよう、歯の形を整える処置(支台歯形成)を行いました。
応急的な仮歯の作成・装着
むし歯除去当日に、支台歯レベルでの印象採得を行い、プロビジョナル (精密仮歯)の作製へと進みました。当日は、ワックスアップを基に作製した簡易的な仮歯を調整し、装着しました。
プロビジョナル (精密仮歯)の装着
1週間後、完成したプロビジョナル (精密仮歯)を装着しました。今後は、この仮歯の状態を基に最終的なセラミックの形態を決定していきます。
最終的なセラミックの装着・治療完了
プロビジョナル (精密仮歯)の状態で一定期間お過ごしいただき、審美面および機能面の調和が確認できたため、最終的なセラミックへ置換し、治療完了となりました。
| 年齢・性別 | 30代 女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 3ヵ月 |
| 治療回数 | 10回 |
| 治療費(税込) | 1,620,000円 |
| リスク・注意点 | 歯並びによっては咬合調整だけでは対応が困難な場合があります。 |












